ウィリアム・コーリー(William Corey)氏は
1949年6月13日〜2008年4月1日(満58歳)アメリカ国籍の
コロラド州ボルダーを拠点とした国際的に認められた日本庭園写真家です。
世界的に活動を行ってこられましたが、
2008年、胆管癌のため2年の闘病生活の末に逝去されました。
生前は日本、京都をこよなく愛し撮影に来られている中
特に白龍園を気に入っていただき、これらの写真を撮っていただきました。
今秋は、そんなウィリアム氏の奥様である足立怜未様が白龍園へご来園いただき
いろいろと当時のお話をすることができました。
ウィリアム氏は、バンクゥエットカメラという大変扱いの難しい
大型カメラを愛用されており、巨大なネガを使用した
臨場感あふれるその作品は圧巻です。
ウィリアム氏は、1974年の初来日以来、毎年3ヶ月近く撮影旅行に日本へ訪れ
亡くなる前の2007年まで癌と戦いながら撮影にいどまれていました。
その作品は、天皇皇后両陛下へ献上され、今も東宮御所に飾られているものもあるということです。
バンクゥエットカメラは、8×20インチという巨大なネガティブを使用するもので
現在の芸術作品としての写真印画紙で最大の48×120インチまで引き延ばすことが出来るそうです。
またひとつ白龍園がご縁での
つながりが増えました。
ウィリアム・コーリー氏サイト
WILLIAM COREY GALLERY,LLC
(英語サイト)
http://williamcorey.com